月岡芳年の月百姿

視聴回数最多!浮世絵師「月岡芳年」の動画が人気

Takumi Japanでは、日本の伝統工芸品に親しんでいただきたく、動画を制作し、YouTubeで公開しています。

今回は、その中でとくに視聴回数が多い、浮世絵師「月岡芳年(つきおかよしとし)」の動画を、Takumi Japan広報隊長ウエムラがご紹介します。

浮世絵師といって、まず思い浮かぶ作家は、葛飾北斎や歌川広重、喜多川歌麿などですよね。とくに浮世絵ファンというわけでなければ、月岡芳年は、ご存じない方も多いかもしれません。

月岡芳年は歌川国芳に師事し、幕末から明治にかけて活躍した「最後の浮世絵師」と称される人物です。

Takumi Japanでは、創業160余年になる浮世絵木版画工房・高橋工房によって制作された作品を何点かお取扱いしており、私もそれをきっかけに月岡芳年を知りました。

月岡芳年の作品は、ストーリー性や生々しさがあり、思わず引き込まれてしまいます。

月岡芳年の作品「月百姿」の紹介動画

芳年の最晩年の傑作に、月にまつわる場面を描いた「月百姿」という連作があります。

月という、時代や国を超越した普遍的なモチーフを題材に、さまざまなテーマで描かれている「月百姿」。シリーズ名からも想像できる通り、こちらは100点からなる錦絵です。

斬新かつ繊細な構図。月夜の美しさや怪しさ、静寂さ。そこはかとなく漂う現代的な作風や独特の世界観。

ド素人の私では、うまく言い表せませんが、なんとも不思議な魅力に心が惹きつけられます。

100点のうち、Takumi Japanでお取扱いしている作品について、個別に紹介した動画も制作しているのですが、この「月百姿」について解説した動画がとても人気です。

日本語バージョン(約1600回再生/投稿時)

英語バージョン(約4.4万回再生/投稿時)

ぜひご覧になってみてください。きっと、もっと月岡芳年やその作品を知りたくなりますよ!

また今後、各作品についての動画の紹介もしていく予定です。楽しみにしていてください。

◆Takumi Japan公式サイト
https://japantakumi.com/

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